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妊婦さん向けRSウイルスワクチン「アブリスボ」

妊婦さん向けRSウイルスワクチン「アブリスボ」
2024年5月31日、日本で初めての妊婦専用RSウイルスワクチン「アブリスボ」が発売されました。このワクチンは、妊娠24週から36週の間に接種可能で、母体から胎児への抗体移行を促し、生まれてくる赤ちゃんをRSウイルス感染症から守ります。

接種の効果とタイミング: 接種後、約2週間で胎児への免疫が確立し、その効果は約6ヶ月間持続します。そのため、妊娠34週までの接種が推奨されています。

感染リスクと予防の重要性: 家庭内での感染が最も多く、特に兄弟姉妹がいる家庭では感染リスクが高まります。出生後6ヶ月以内の感染は重症化する可能性が高いため、ワクチンによる予防が強く推奨されています。

当院での取り扱い: 当院でも、RSウイルスワクチン「アブリスボ」の提供を開始しました。費用は1回の接種につき33,000円(税込)で、現在のところ公的な補助は受けられません。接種希望の方はご予約をお願いいたします。